はじめたばっかのときは「量か質か問題」とか考えている場合じゃない

balance

 

何かを成し遂げたいとき、量をとるか質をとるかみたいな議論たくさんされてきましたね。

 

たくさんの成功者がいるけど、結構意見がわれてますな。

 

 

でもあれはハイレベルな高スペ人間様の議論であって

僕ら一般人は絶対に量をとるべきだと思うんです。

 

 

今日はそんなお話をしていきます。

 

最初はどれが高質かわからんじゃろ


 

僕は、大学受験を失敗しました。

 

どれくらい失敗したかというと、第一志望の偏差値よりも15くらい低い大学に進学しました。

 

 

この敗因のひとつは、要領で勝負してしまったため。

 

それまでは全体をみてどのような勉強をすればいいかな、と

効率的に勉強して「質」を求めた勉強を。

 

 

1日10時間くらい勉強している人を横目に自分のやり方で挑んでいたのです。

 

間のレベルの滑り止めを受けていなかったこともありながら、結果は惨敗。

 

 

学情報本をテキトーに開いたところにある大学を滑り止めにしたら、そこに入学することになってしまいました。

 

きっと僕はこのとき

「なにが質が高いのか」を分かっていなかったんです。

 

 

考えてみてくださいよ。。。

 

 

きっと試験に出る傾向とか問題のクセを掴むのが「質」なんだろうけど

最初にそれをしっかりと狙うのって無理じゃないですか?

 

 

つまり、初期段階で質を狙うのはかなりリスクが高い!

というのが僕の意見です。

 

 

何がよくて何が悪いのか分からない。

 

それなのに僕ら素人は天才じゃないのに質を求めてしまうんです。

 

 

だからまずは、圧倒的に量をやる。

 

 

これおもしろいのが

量を求めたら質が自然と高まるのに、質を求めすぎるとそれほど量は高まらないんですよね。

 

きっと受験勉強だけじゃなくて、どんなことでも量を求めれば質が高まっていくんだと思ういます。

 

 

量をとった方が対応力がつく


 

またまた受験を例にとりやす。すいやせん。

 

質だけをとったとき、つまりムダをできるだけ省こうとすると

 

ちょっと外したことが起こるとそれに対応できなくなってしまうかもしれないってことです。

 

 

A大学の受験の傾向が変わった瞬間にオジャンです。

でも量をとっておけば、効率なんて考えすぎずにとにかく全分野おさえておけば

 

臨機応変に答えられるじゃん!!

 

 

質を求めるってのは最初から何が大事なのか分かっている人がやることであって、やっぱり最初に質ばかりを追ったらスカスカになっちゃうんですね。

 

 

というか、量が集まったらそれが価値=質になる


 

 この理由が僕が量が大事だと思う最大の理由です。

 

量が集まるとそれが質になる。

どういうことか。

 

 

量を極められる人ってそんなにいないんです。

 

僕は読書が好きです。

 

 

「今までに100冊の小説を読みました」

というのと

 

「今までに10000冊の本を読みました」

という人

 

説得力やオススメはどちらの方が惹かれるでしょうか。

 

 

量(=数)が集まればそれだけで「スゴイ」になるんです。

ここに価値が集まります。

 

 

1万人のカウンセリングをしてきました
1000店舗のラーメン屋にいきました
この道30年やってます

 

こういうのにさらにそれに希少性があればさらに価値が高まる。

 

これが量の強みです。

 

 

プラスだけじゃなくてマイナスも知っている。
必要のないことも知っている。

この状態こそが質になるんです。

 

 

 

量の中に質が見つかる


 

 ずっと量をこなしていると

あるとき「これが良いんじゃないか?」

 

とコツとか最適解を見出せる瞬間ってありますよね。

 

 

練習をしているときにうまくいく感覚を掴む瞬間。
作業をしている時に急に動きが手に馴染んだように感じる瞬間。

 

ある種の「慣れたと感じる」瞬間は、質だけを求めていてもなかなか手には入りません。

 

 

ああいう感覚は1人で取り組むなら量をとるのが1番はやく掴めるんだよなあ。

 

繰り返すけれど、玄人ではなくはじめたばっかりの人たちが量or質のどっちをとるかです。

 

 

最初のうちはそれが質かどうかが分からなかったんですよ僕は。。。

 

時間はかかるかもしれないけれど、必要なことも不要なこともどっちも知っている人こそが上質。

 

 

その状態は量を取らないと慣れないよねってことです。

 

 

質の使いかた


 

 最初のうちは質よりも量を求める行動をするべきです。

 

でも、質を無視するのは賢いとは言えませんよね。

 

じゃあどうやって質を求めれば良いのか。

 

 

それは

「他人の力を借りる」こと。

 

 

大体のものには先人がいます。

自分よりも上がいます。

 

 

その人たちのやり方を盗んじゃえばいいんです。

確かに量を求めて感覚を自分のものにすることも大事。

 

 

 

でも、その道の先輩たちって自分よりも「量」をこなしてきたわけですよ。

 

つまり同時に質も持ってるんです。

 

だからどんどん何が良いものなのかをマネしちゃえば良いんですよ。

 

 

 

それに加えて量をやっていれば

「あーあの人が言ってたのはこういうことね!」

ってなるタイミングが必ずあります。

 

 

だから、最初はパイオニアがやっている質を分からなくてもそれで良いんです。

 

成功してる人のやり方を分析して実践してみて、その後からオリジナルを組み込めば良いと思っています。

 

 

 

そもそも僕らがやってきた国語とか数学って

昔の学者とかが量を重ねて得た 「質(=正解)」を学んでいますもんね。

 

 

7:3くらいで量を多めにやって

上達するにつれて質の割合を高めていく過程が成長そのものなんだと思います。

 

 

皆さんは量と質どっちの方が大事だと思いますか?

 

正解はないので、自分の経験を振り返って考えられたらなと思います。

 

んじゃまた!!!