陰キャと陽キャは「優劣」を示すものではない、ゼッタイ。

 

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「あいつめっちゃ陰キャじゃん笑」

 

「ウェイ系無理...」

 

こんな感じで、陽キャ陰キャはなぜか対立する関係にあります。

 

きっとお互いが「こうはなりたくないな」と思っているからなんですかね。

 

 

でも最近思うのです。

 

陰キャ陽キャって得意なこと違うよな。

ってことは向いている役割も違うんじゃないか?と。

 

今回はそこについて追求してみたいと思います。

 

 

 陰と陽はなにが違うの?


 

こんなことを言っておきながら、筆者の僕は陰キャ陽キャの違いがよくわかっていません。

 

なので、まずは両者の定義だけ簡単にまとめてから考えたい所存であります。

 

陽キャ

陽気な人。社会性が高く、人とのコミュニケーション能力に長けている。

類義語:パリピ、ウェイ系、外向的

 

陰キャ

雰囲気や性格が暗い人。自分に自信がなく、人とのコミュニケーションが苦手。

類義語:根暗、引っ込み思案、内向的

 

ソース:いろいろ黒川調べ

 

 

うーん、たしかにこれを見たら陽キャ優勢な気がしますな。

 

そして人間は自分に近いタイプの人を好む傾向にあるのでこれだけ違うと対立し合うのはわかりますね。。。

 

 

この定義を見たらおそらく黒川は陽に属するのでしょうが、あんまりウェイウェイするのは好きじゃないし

 

足元を蛍光色にしてクラブではしゃぐようなのは人間ではないので振り切った陽キャでもなさそう。

 

自分がどちらかは置いておいて、黒川目線でそれぞれにスポットを当ててみていきたいと思います。

 

 

 

それぞれの得意なこと・苦手なこと


 

陽キャといっても、さっきのようなクラブでワイワイしている人たりだけを指すわけでもなさそうですな。

 

陽キャはさっきも書いた通り、外向的だからコミュニケーションやリーダーになることに向いている傾向にありますよね。

 

ただ!ただですよ!

 

(たぶん)陽キャの僕から言わせてもらうと、「陰キャには敵いませんな」と思うことがよくあるんです。

 

例えば地味な作業。

 

裏方の事務とかあまり人前に出ないような淡々とした役割ありますよね。

 

あれ僕じゃ絶対に続かないです。苦痛で苦痛で...

 

でもそういった地味な作業は必ず必要なんですよね。

 

 

 僕が今回もっとも伝えたいのは、「得意分野が違うだけ」ってこと。

 

コミュニケーションが苦手だから総合的に陰キャが劣っているみたいな雰囲気ありますけど、絶対違うからな!!

 

むしろ陽っぽい雰囲気あるのに何言っているか分からないヤツとか、むしろ見栄はってる人なんてたくさんいるから!!(昔の自分がそう)

 

 

 

正直に言うと、高校生の頃は僕も陰陽の概念はなかったけれど「よく見られたい」という気持ちに浸食されていました。

 

だからわかるんですけれど、たぶん世の中に真の陽キャって少ない気がする。

 

 

とにかく、陽キャ陰キャは得意なことが全く違ってどっちも必要なので対立すること自体がナンセンスだと声を大にして言いたいです。

 

 

そもそも陰か陽で人を判断することは相当視野が狭いことだと思う(急に毒を吐く)

 

 陰か陽かで人を判断するとイタい目にあう


 

この世界はマジョリティが「常識」として君臨します。

 

じゃああなたがいつも敬遠している陰キャ(もしくは陽キャ)がこの世界の99%を占めたらどうなるでしょうか。

 

バカにしたままなら”使えない存在”になると思うのです。

 

例えば地味な人が多い業界で考えると...地道な作業ばかりするゲーム開発だとします。

 

 

彼らはたしかに陽気ではない人が多いイメージ。

 

でも陽キャが入っても地道なプログラミングは続かないですよね。。。

 

こういうことです。逆の状況でも然り。

 

 

要は、自分に居心地がいい場所に腰を据えて他者を見ているから対立するわけで

 

両者が共存しないと成り立たない空間では陰陽の概念はあっても対立はしないわけです。

 

 

苦手かどうかは人の自由ですが、どちらかが劣っていると考えている人は結構危ないかもしれないですね。

 

陰キャ(もしくは陽キャ)が重宝される空間にそうじゃないあなたが飛び込まされたとき、自分の弱さに気付きます。

 

そんな中で優劣を考えていたら素直になれずに人を見下したままになります。

 

だから世界が狭くなると思うわけです。

 

 

得意分野がそれぞれ違うんだったら、自分の武器と比べて安心しているよりも自分にはない戦闘手段を持っている相手を仲間にした方が絶対に強くなる。

 

そう思いませんか。

 

 

表面だけで人を分類するとせまい世界だけで生きていくことになるので、積極的に肯定してみる力は必要になってきそうですね。