思考力をあげる2つの合言葉
※この記事はnoteで販売した記事の冒頭文をほぼそもまま転載したものです。
僕らが抱えている悩みは、たった2つの合言葉があればすぐに解決に向かいます。
結論から言うと「ナゼ」と「どうやって」を繰り返せば、悩んでいる理由や何をすればいいか、そしてどうやればいいかが見えてきます。
でも、これに気づいていなかったり、分かっていても実行できないから悩む人が多いと思います。
だからまずは、この2つの使い方を具体的に説明していきます。
私は就活生ですが、内定がなかなかもらえません。活動を続けていくうちに気が滅入り、自信を無くしてしまいました。結局志望していた業界や会社に入れず、妥協して企業を選ぶかどうしようか悩んでいます。
こんな相談があったとします。
この人に「なんで内定がもらえないんだと思いますか?」と聞いたら、すぐには答えられないはずです。
それは「ナゼ」を考えていないから。
うまくいかないことに悩む人は感情に支配されてヘコむ。これが「悩んでいる」という状態です。
悩んでいるだけで解決するのは本当に稀なこと。だいたいは解決せずに過ぎ去ってしまうことがほとんどです。
では、この人の悩みを具体的に解決してみましょう。
つかうのはさっき言った2つの合言葉だけです。
この悩みのどこに「ナゼ」をぶつけるかという話になるのですが、1番の問題点に当ててみるとよいです。
「内定がもらえません」 ここです。
実はこの作業は簡単で、問いかければ良いだけ。
「ナゼ私は内定がもらえないのか」
ここからは人によって異なるので、例えで進めます。
「面接で緊張してしまうから」
「ナゼ?」
「人前で自分のことを話すのが苦手だから」
「ナゼ?」
「自分に自信がないから」
だんだんと紐解けてきたような気がしませんか?
ここで意識するのは、もうこれ以上出ない!というところまで進めてください。
「ナゼ?」
「準備不足だから」
これくらいに。ここで、最初に出した問題と繋げるのです。
「準備不足だから、内定がもらえない」
全てが繋がりました。あやふやだった悩みが、ナゼ?という問いかけを繰り返すだけで自分が悩んでいる根本的な理由が見えてきます。
そんなの当たり前と思ったそこのあなた。これが本当にできていれば、あなたに悩みなど存在しないはずです。
このナゼを繰り返してブラッシュアップできれば、悩みじゃなく課題に変わるからです。
人は例外なく、自分が面倒だと感じることはなるべくしたくはありません。だから、考えるのをやめてしまい、結果的に悩みになってしまうのです。
ナゼを繰り返せばあなたの悩みを課題に変えることができ、次にやることは自動的に決まってきます。
それは「解決・改善」です。
もう勘のいい方はお分かりいただけるかもしれませんが、この解決・改善をするためのコツがあります。
それが「どうやって」です。
「準備不足だから、内定がもらえない」に対して、「どうやって」準備するかを考えることで思考の歯車がまた動き出します。
とにかく、この「ナゼ」と「どうやって」を繰り返すことで、あなたの悩みは課題に変わり、解決と改善に向かっていきます。
これを自分にしっかりとインストールして考えるときの癖にできれば、まずあなたの悩みが少しづつ変わっていくと思います。
あなたの悩みを考える時には必ずこれを軸に考えてください。
本書はこれからいろいろな生き方のコツを具体的に述べていきますが、何度もこの2つの合言葉が出てきます。
なので、読み進める方は、しっかりと「ナゼ」と「どうやって」を握りしめて自分の悩みや環境と照らし合わせてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
今回はnoteの冒頭文を公開してみました。
コレだけでも実践できればきっといろいろな事が見えてくるはずです。
もし続きが読みたい!と思ってくださった方は是非こちらをチェックしてみてください!