俺たち男性はもっと「生理」について学ぶべきだ

 

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※この記事は、身体に悩みを抱えている方や、LGBTQの方などに対する差別的な意図は全くありません。不快に思われそうな方は、閲覧をお控え頂くようお願い致します。

 

 

 

 

中学生の時、生理痛が酷いと言ってきた女友達に聞いてみた。

 

 

「生理痛ってどんくらい痛いの?」

 

 

彼女とはしっかり信頼関係があるし相手が不快にならない事は分かっていたので、男もちゃんと知っておくべきだと思って聞いてみた。

 

 

その直後に僕の股間に激痛が走る。

 

 

「こんくらいだよ」

 

 

嬉しそうにしてんじゃないよ。

 

 

彼女は思いっきり僕の股間を蹴ったわけだが、それはもう具合が悪くなるほどに痛かった。

 

 

しごく理不尽な痛みに襲われて、しばらく悶絶していたけれど、蹴った当人はなぜか目の前で待ってくれていた。いや勝手に待ってた。

 

 

ある程度痛みがおさまった時に感じたのは

 

 

女の人ってこんな痛みを毎月ずっと抱えて生きているのか。

 

 

いやまあ男が股間蹴られた時とは違う痛みなんだろうし程度も比べようがないけど、俺たち男にその痛みが耐えられるかどうかと想像したら気が狂ってしまう。

 

 

そもそもよく考えたら意味わかんないだろ。

 

 

なんで毎月痛い時間がくるんだ。

 

 

しかもホルモンバランスが崩れてイライラしたら悲しくなったりするのは男からしたら想像しづらい。

 

 

女性の身体のつくり上仕方のない事?

 

 

いや毎月くるってどういうシステムだよ。

 

しかも生理不順で逆に来ないこともある。

それはそれでめちゃくちゃ不安になるじゃないか。

 

 

 

そしてここからが問題提起だ。

 

 

我々男性は、生理というものを分かろうとしてなさすぎる。

 

 

どう考えても知らなすぎる。

 

 

 

想像してみるんだ男性よ。(ジョンレノン)

 

 

 

月に1度、人によっては長期間腹痛が続くんだ。

 

 

しかも痛みだけじゃないんだぞ。

 

 

 

意味わかんないくらい血が出続けるらしいぞ。

 

それにナプキンとやらを常時付けなきゃいけないんだぞ。

 

 

 

意味がわかんねえだろ。

 

 

血で湿った状態で布が常にある。

 

 

蒸れて我々の息子はとんでもないことになる。

 

 

もちろん体質もあるし色々な事情がある方もいるから一概には言えないけれど、もっと我々日本男児は理解を示さなければいけない。

 

 

もはや体調不良以外の何者でもない。

 

女の子の日休暇とかがあってもいいだろ。

もはや労働基準法に突っ込んでくれ。

 

 

とてもデリケートな問題だから簡単な事は言えないし、女性にとってはとても言いづらい事だから

 

 

超勝手に男の僕が男性に向けて発信しています。

 

 

これを読んで不快な思いをする女性がいたら、それはごめんなさい。

 

 

もっと男性は生理の事を自分たちでよく知って、もっと理解を示そうとしていかなければならないわけだ。

 

 

僕たち男は、女性の心を守るために男子は「生理」について学ぶ機会が失われる。

 

 

小5くらいの時に、女子だけ集められてなんか集会をしていたあの頃。

 

 

あれを同時に男子に聞かせなかったり、別室で男に同じことを教えられないのは、女性がいじめられないためだ。

 

当たり前の話だ。

だからこれに、早期に男子にも伝えたほうがいいという意見はリスクが高すぎる。

 

 

ただ、同時に僕たちが生理を学ぶ機会は失われる。

 

 

中学1年生くらいになって、なんとなく知っていくのだ。

 

 

もっと男は女性特有の苦しみについて知るべきなのに、女性を守るために学べる機会を失っている。

 

こんなパラドックスあってたまるか。

 

 

我々男性は、自分から知ろうとしなきゃならない。

 

 

僕らに生理は来ないから、どうしてあげるべきかとか、どうされたら女性は助かるかとかをもっと知って実践することこそが我々の役目だ。

 

 

でもひとつだけ、絶対にしてはいけない事がある。

 

 

無闇に女性に質問しない事。

 

 

ものすごくデリケートな事だから、絶対聞かれたくない人だっているし、傷つく事情がある人もいるから、やめるんだ。

 

 

 

でも時代はもうそこまできた。

 

 

僕らにはスマホがあるじゃないか。

 

 

今や女性の生理事情はお手持ちのスマホでいくらでも調べられる。

 

 

だからこっそり、このブログを読み終わったらブラウザを開き、検索をかけるんだ。

 

 

どれくらい辛いのか、そして我々男性に何ができるのか。

 

 

もはやこのためにネットが普及したと言っても過言ではない。

 

 

こんなに偉そうに言っているが、僕だってまだまだ知らない事がいっぱいある。

 

 

だから一緒に学びましょうよという産声を上げている。

 

 

圧倒的理不尽なこの男女の身体の差を、男性が少しでも埋めれたらそんな素敵な事はない。

 

僕が思う女性にしてあげられる事は、距離感をとる事だ。

 

 

辛そうにしていたら

 

何かしようか?

じゃなくて

 

何かあったら気にせず使ってね買って来て欲しいものとかあったら言ってね

 

くらいの距離感。

 

 

「してあげなきゃ」の意識ではなく、「求めていたらしてあげる」

 

 

くらいが、相手の罪悪感も羞恥心も最小限に抑えられるらしい。

 

 

そもそもものすごい痛みと精神と戦っているのだから、ほっといて欲しい人ばかりだと思う。

 

 

相手が何を求めているかだけに集中するべきかもしれない。

 

 

とりあえず僕ら男性は今、静かに立ち上がるんだ。

 

 

この記事を読んだら、調べ始めるかそっとシェア。

 

 

これが僕たちにできる女性へのリスペクトだと思う。

 

 

痛みは分からないし代わってあげられないので、少なくともこのハンディキャップを埋めようぜという話でした。

 

今こそ結束し、この「生理リテラシー」を身につけようじゃないか。

 

 

それでは僕はスマホを開いて調べて来ます。

 

そのうちナプキン付けて1週間生活してみようとも思っています。

 

実際には血が出たり替えたりしなきゃいけないだろうから再現性は高くないけど、それでもやらないより意味ないかなって思うのです。

 

 

 

 

んじゃまた!