ずっと言いたかった趣味をついに!!
こんちわ!
TikTokを始めることになったんだけど(みんなありがとう)、どんなことやろうかなあとかはまだ試行錯誤中だから楽しみにしててね!
なんか形から入りたい性分なのでスマホスタンド買っちゃった()
ということで今回は、僕の最高の趣味について語っていきたいと思っています!
この趣味は、自分はこれをやるために生きていると言っても過言ではないものです。
これ登校生との会話では何回か話したことはあるんだけど、SNSでちゃんというのは初めて!
そこまで大したことじゃないから普通に言っちゃうけど、実は僕「よさこい」をやってます
よさこいってなんぞや?って思った人が多いと思うんですけど、鳴子っていうカチャカチャいう道具を鳴らしながら踊る高知県の踊りです!
鳴子の写真↓
これを言うとだいたいみんな
「小学生の頃にやったことある!」
って言ってくれるんだけど、多分それはソーラン節だと思う!!
あれは北海道の漁にまつわる踊りだから違うのです!
よさこいとソーラン節が融合した「YOSAKOIソーラン」って言うものもあるんだけど、それはまた別のお話。
まあ百聞は一見に如かずというので、有名なチームさんの演舞動画をブログの最後にいくつか貼っておくから気になる人は観ていって!
よさこい始めるきっかけは今から3年前。
仲のいい友人がよさこい始めて、原宿で大きいお祭りがあるから観にきてよ!て言われたのが最初。
正直めっちゃ興味なかった笑
よさこいの存在自体は知っていたけど観たこともないし何が楽しいんだろうって感じだったんだけど、実際に行ってみたら凄かった...
そのお祭りは8月に行われる「原宿表参元氣祭 スーパーよさこい(通称スパよさ)」って言う名前で、原宿の至る所によさこいの演舞場があるのね
メインの会場は表参道を数百m通行止めにしてパレード形式で演舞する
1人で行ったんだけど、その友人が所属しているチームがメイン会場で踊ってるのを観たときは本当に衝撃だった...
150人くらいが同じ衣装で同じ振付で楽しそうに踊っている姿は圧巻。
全員がこれ以上ない笑顔で踊ってて、演舞も素晴らしくて人生の中でトップクラスに興奮したのです
何の取り柄もなくて遊んでばっかの自分は同世代の人たちがこんなに生活を捧げて一生懸命取り組んでいる姿が羨ましくなってしまったんだろうなあ。
そのチームの演舞を観たときのことは今でも鮮明に覚えてる...
あ、ちなみに秋頃に毎年池袋でも大きいよさこいのお祭りあるよ!
そんなこんなで後日のそ友人と遊んだ時に、よさこいの話になるじゃないですか
自分の感動と興奮を一生懸命語ってく中で、友人がぽろっとこんな言葉を。
「秋に新メンバー募集があるよ」
入りたいって即答しましたね。
しかもその友人がチームの中でやっている仕事が新メンバーに応募した人を面倒見る役割だったから色々詳しい話も聞けてその場で入会を決意。
後日チームと繋げてもらって正式に応募。
その時の倍率は2倍だったんだけど、運よく当選して新メンバーに..なれた!!
この時は本当に嬉しかったなあ
そんなこんなでよさこいにどっぷりな生活が始まるわけです。
週2回の練習なのに遊ぶ時の相手はほとんどチームのメンバー。
チームに入って3ヶ月くらいでお祭りデビューしたんだけどその時はすっっっごい嬉しかった!!!!!!!!!!!!!
よさこいチームの中の仕組みは会社みたいになっていて、代表とか広報とか遠征とか担当する分野によって部門化されていた。
この中で色々な問題が生じるから悩みも尽きなくて、ただ踊るだけじゃない。
そんなところもハマる大きな要素でした
そんなこんなで練習とか自分の仕事に熱中して半年とちょっとが経った頃、3人組から声をかけてもらったんですね。
「高知担当長やってみない?」
まず説明しよう。
お祭りごとに担当と言う存在がいる。
担当はその祭りに向けて参加申し込みから練習内容の考案、お祭り当日のチーム牽引まで全ての工程を担う役割。
そして高知担当とは、チームがメインとしている高知県の「よさこい祭り」の担当である。
よさこい発祥の1番大きなお祭りなんだけど、大きな特徴が2つある。
まずは地方車というもの。簡単に言えばチームに1台用意する音響トラックだ。
チームごとにデザインされ、でっかい音響機材を積んで爆音で流す。
これに先導されて踊り子が踊りながら前進していく。
こんなやつだよ↓
そしてもう一つの特徴が担当にとって最大の難関である。
演舞スケジュールが存在しないのだ。
通常のよさこいのお祭りでは、会場ごとに演舞する順番が決まっていて、チームはそれに沿って行動をする。
高知のよさこい祭りではほとんど演舞のスケジュールがないので、お祭りを仕切る人間が次どこの会場で演舞するかを決定する。
これがうまくいかないと混んでいる会場に行ってしまえば1日に踊る演舞数が少なくなってしまい、チーム全体の満足度が下がってしまう。
このお祭りのために炎天下の中で練習したり、お金の話をするならば交通費、宿泊費、雑費だけで(うちのチームでは)7万ほどかかる。
とにかく担当長は責任重大であった。
チームによっては代表がその立場になったりするほど重要な存在であり、お祭りの内容も特殊なため、誰もができると言うものではない。
俺にできるわけないじゃんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
これが最初に思ったことである。
そりゃそうだ。何より自分は秋加入なので高知を経験していなかった。
なんでも早く担当を決めなければいけないらしく、すぐに返事をしなければいけなかった。
1日だけ時間をもらい、猛烈に悩んだ。
でも遊んでばっかの自分にこんなやりがいのある仕事ができるチャンスをもらったから、結局やらせてもらうことにした。
またお金の話をすると、うちのチームは150人ほどの踊り子がおり、スタッフを合わせるともっと多くなる。
単純計算で参加費が一人当たり7万円だとすると、うちの1チームだけで1000万円以上が動く。
これもある意味担当にのしかかる責任である。正気の沙汰じゃない。
6月に高知県で代表者会と呼ばれる説明会があり、そこで始めて高知に行った。
代表者会が夕方頃に終わると、ひろめ市場という魔法の水をや美味すぎる名物が食べられるフードコートみたいな観光スポットによさこい関係者が集結する。
白髪の生えたおじさんが人生を捧げている話や、様々なチームの代表者さん、さらには運営の振興会のお偉いさんとお話しした。
こんな若造がそんな偉大な方々のよさこい愛を聞けるチャンスなど他にない。
とにかく自分のよさこい観が一変した夜になった。
今まではメンバーと踊るのが楽しいとかいう理由が大きくてよさこいをやっていたけれど、この体験のおかげで本当の意味でよさこいが好きになった。
それから東京に戻って準備を進めるのだが、本当に大変な日々だった。
前年にやった担当長を含む担当3人と、新しく選ばれる次期担当長含む3人の計6人で構成される。その次の年はまた3人がいなくなって新しい3人が選出される仕組み。
意見が割れたりするともう大変。
みんなそれぞれ思いが強いからなかなかまとまらない。
それでもなんとか尽力して当日を迎える。
1年目の高知は踊り子としての参加だったけどめちゃくちゃ感動した...
本当に憧れの舞台だったし前線で取り組んできたから1番最初の会場の最初の演舞で感極まって泣いたのよく覚えてる...
そして最後は綺麗な地方車の景色見ながら踊って感動してみんな泣くみたいな感じですよ...
正直よさこいの魅力は言葉じゃ絶対表現しきれないし拙い文章で伝えてごめんね()
その次の年になると自分が高知担当長。
もうホラーだよね。
ビビリ倒してた。
でももうこの頃にはよさこいも高知も大好きだから緊張よりも嬉しさとか憧れの方が強くてとにかく死に物狂いで取り組んだ...
言い忘れてたけど、高知担当長はお祭りでは踊らないのです。
チームが次どこの会場に行ってどんな行動をとるか指示を出しす仕事なので超裏方。
しかも踊り子はチームが手配したバスに乗って移動するけど自分だけは地方車に乗って次の会場に先回りするから別行動。
ちょっと寂しいけど死ぬほど楽しい。
一緒に頑張ってきたみんなが楽しそうに踊るのを観れる特等席な役割なんだけど、この経験のせいでよさこい無しでは生きられない程になってしまった...
この話一晩中できるなあ...
もう言いたいこと言いすぎてまとまらなくなっちゃうから自分なりによさこいのい魅力をまとめてみますね。
それは「画面の中には存在しない」ことです。
どういうことかというと、僕たちが現代社会で生活していることってほとんどのことがスマホとかの電子機器で事足りるじゃないですか。
僕たちもその環境に慣れてしまって画面とにらめっこする毎日。
いつしか現実世界での人間力や感動がどんどん薄れて行ってしまってますよね。
でもよさこいは画面の中に本当の魅力はないんです。
演舞動画もたくさん上がっているけれど、実際に自分の目で根まで見た演舞は比べ物にならないくらい迫力がすごい。
人と会話して感動するのも、大切なメンバーと同じ目標で顔を合わせて切磋琢磨するのも、問題解決のために時にはぶつかりながら話し合いするのも
現代社会で大切にされていないものが全部全部詰まっているんです。
僕がよさこいを通して経験したことは画面を見ているだけじゃ絶対にあり得なかったことばかり。
もともと自分はこう見えて昭和肌ってところもあるからだとは思うけれど
こんな凄いことがたくさん経験できるよさこいは最強の趣味だなと。
確かに今はネット上で色々面白いものが見れたり便利になったり、それに本気で取り組んでいる凄い人たちがいるのもとても尊敬している。
現に自分の生活中心もそっちかもしれない。
でもやっぱり押し付けがましいかもしれないが、自分の肌で感じて、目で見て、耳で聞くという体験を大事にしてほしい。
映画やドラマとかは別にしても、自分の実体験の感動が同じように画面の中で起きたり感動したりなんてことはまず無いと思います。
自分が実生活で頑張っていることが絡んでたら別だけどね!
とにかく自分が実際に感じる感覚を大事にしたい。
よさこいで学んだ1番のことはこれかなあ。
よさこいの話はまだまだできるので、もし興味があったりやったことあるよって人はイケガクで話そうね!
今回は自分の趣味の話を自己満足でさせてもらいました。
自己満足って最高だよね。
よさこいに関するブログは今後もちょくちょく上げるかもだからお付き合いください()
今年はコロナの影響でお祭り1個もない...
ヤダよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
んじゃまた!!!!!
ほにや さん(高知県)
天空しなと屋しん さん(東京)
なるたか さん(東京)
早稲田大学 踊り侍 さん(東京)