理不尽な上司には「戦略的撤退」の時代じゃ

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どうも、モンスターハンターの黒川です。

今日は「理不尽な上司」の討伐クエスト。

 

 

あまりにも理不尽で手のつけようがない先輩や上司。

何を言っても聞いてもらず、怒る理由も納得できない。

 

さて、こんな人が身の回りに出てきたらどうしましょうというお話です☆

 

 

味方にしたら勝ち


 

敵を捕まえた後に仲間になるゲームをやったことがあるでしょうか。

強くて倒すのに苦戦した敵ほど、味方になった後に活躍してくれますよね。

 

 

それと理論はまったく同じだと思います。

 

ここで大事なのは絶対に敵に回さないこと。

ゲームのように倒してから味方にするのは人間関係上なかなか難しいですよね。

 

 

戦ってから仲良くなるのはヤンキーくらいです。

 

じゃあどうやって仲間にするか。

 

 

自分のダメなところを指摘してきたり、理不尽に怒ってきたりする人ってどうやって対処したら味方にできるの?

 

超簡単です。結論から言うと、頼られていると感じさせること。

 

 

具体的には、自分の悩みを相談したり、話を聞いてもらう。

そして、その話をする相手に選んだ理由を「〇〇さんみたいになりたくて」とか「〇〇先輩にしか相談できなくて」と言う風にリスペクトを含んだ言葉をさりげなく入れる。

 

 

頼ってくれる人を攻撃しようってなかなかならないんですよね。

この習性を利用するんです(舐めプ)

 

理不尽な人ってその分味方も少ないので、頼ってくれる理解者がいたら尚更大事にしてくれるはず。

 

腹黒いですね〜

 

でもそれでいいんです。あなたが理不尽さに屈して日々が楽しくなくなって取り組んでいることが辛くなるよりも断然いい。

 

しかも誰も傷つけることなく強敵である上司や先輩と対立しなくてよくなります。

 

周りの人への悪影響もおさえることができます。

これぞまさに戦わずして勝つという戦略的撤退です。

 

 

 

残念すぎたバイト先の社員


 

僕が昔やっていた居酒屋のバイトの社員がまさに理不尽マンでした。

 

少しミスをすると大好物と言わんばかりに執拗に怒ってきて、その割には自分も同じミスをする。お客さんに聞こえる声量で感情的に怒鳴り散らし、自分の上司の評価だけを気にするドラマに出てきそうな嫌なヤツ。

 

 

バイトの人たちはそんな社員の対応に疲弊し、店長も手が付けられないレベルにまで達して辞めてしまう人が続出する事態にまで発展しました。

 

 

そんなある日バイトの休憩時間にバックヤードに行くと、その社員がタバコを吸いながらスマホを見ていました。

 

(なぜか嫌なヤツって1対1になると急にいいヤツになるパターン多いよな)

 

何気なく「何見てるんですか?」と聞くと

 

「パチンコ」と無愛想に返ってくる。

 

「Aさんってパチンコ打つんですね!!」

 

(正直クソどうでもいい)

 

「ギャンブルとかでストレス発散しないとやってらんないよ笑」

 

お?なんか少し心開いてね?

ってこの瞬間に感じたんですよね。

 

調子に乗って「そうですよね。周りに言わなきゃいけない嫌われ役みたい事やるって本当にすごいですわ... 言う側はミスできないプレッシャーありますしね。僕結構小さいミス多いんですけど、意識してることってあるんですか?」

 

これ聞いた瞬間に一気に親身になって話してくれたんですよ。

 

 

あれだけ嫌なヤツだったのに、意外と普段から見ててくれたりとか、考えてくれていたり。それからちょくちょくプチ相談をしていたら僕に対する攻撃はスッとなくなったんです。

 

 それからは僕と特に仲のいいバイトの人とも仲良くなったり、どんどん”いい人”になって行ったんです。

 

 

あの経験を振り返って何が起きたかを分解して見たら、大きなキーポイントが隠されていました。

 

 

 

歪んだ正義感を持っている


 

 嫌な指摘をしてくる人って、目的自体は間違っていないんですよね。

 

もっと良くしたいとか今の現状を守るリスク回避とか。

ただ不器用だったりやり方を間違えているだけで、、、

 

となると、それを否定するような行動は絶対に逆効果だと思うんですよ。

 

”あなたと目的は同じですよ”という事を暗示して、まずは味方につけることが最優先なわけです。

 

じゃあその歪んだ正義感の修正の仕方は?

 

小さい頃によく言われた「相手の立場になって考えなさい」がフラッシュバックします。

 

目的ではなくアプローチを変えさせることが僕らの役回りになりますね。

 

と言っても抽象的なので、具体的な文言としては

 

・それだと〇〇になっちゃうかもしれないですね。。。

・同じ立場としてはそれされたら悲しいかもしれないです

・やっぱそうしたくなりますよね。。。

 

という感じ。

 

 

タネ明かしとしては、この時は既にもう上司は

あなたのことを味方だと思っている+違う立場の意見は武器になる

 

という状態が出来上がっているので、逆鱗に触れないように伝えればスッと受け入れてくれるんですよ。

 

誰がいうかってのはとっても重要なのでね。。。

 

もちろん理不尽度にもよるので一概には言えないけれど、どのラインまでいけるかのギリギリまで攻めてみてください。

 

 

こういう事考えるのって腹黒い?


 

 よくこういう事を言うと「計算高いね」とか 「ブラックだな笑」って言われるんですけど、僕はまったくそう思わないんですよね。

 

 

なんでかって言うと、関わる人がなるべく嫌な思いをしないようにするための工夫だからです。

 

 

もちろん人間は正論とはかけ離れているバグがたくさんあるじゃないですか。

分かっていてもやってしまったり、過度な感情論で動いてしまったり。

 

人間味があって良いこともあるけれど、ダメージを与えてしまうことだって少なくない。

 

 

その機会が減るのであればどんどんこういう工夫はやっていくべきかなって。

綺麗にいうなら「気遣い」ですよ。

 

僕があえて腹黒戦略みたいな感じで発信しているんですけど、実践してみるときに罪悪感は感じる必要ないです。

 

 

戦略的撤退は感情を殺して行うものなのでやりすぎは要注意ですけどね!笑

 

自分の仲の常識とは逸した人は世の中にたくさんいるので、もし集団で生活するのであればスキルとして持っておきたいものですね。

 

 

偉そうに言っておいて自分もまだまだですが。。。

 

それではまた次回お会いしましょう

 

んじゃまた!