理科の先生が最後の授業で放った言葉「測定できないものは存在しない」

 

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こんにちは、黒川です。

 

 

中学卒業間際、最後の授業で卒業生に贈る言葉みたいなのあるじゃないですか。

 

そこで理科の先生が言ったんです。

 

「測定できないものは存在しない」

 

この言葉の意味は、目に見えず、科学的に証明されていない曖昧なものはそもそも存在しないということ。

 

 

世間体や周りの目なんてあって無いようなものだから、気にせず好きなことをしなさい。ということを彼女は伝えてくれた。

 

とても理科チックで洒落の効いた言葉だったから、あの瞬間をよく覚えている。

 

 

屁理屈を言えばこの言葉は否定できる。

でも最近になってボディーブローのように後々効いてきた。

 

 

僕らは一体、いつもなにを怖がっているんだろうか。

 

 

就職の年齢の僕もたまに言われる。

「就職しないとか人生甘く見過ぎ笑」みたいに。

 

あなたに迷惑をかけただろうか。

就職しなかったら死ぬのだろうか。

雇われることだけが仕事なのだろうか。

 

彼らが僕に物言いをする理由は「気に入らないから」に他ならない。

 

 

ところであなたの選択や行動は、そんなに人に迷惑をかけているのだろうか?

 

「言ってくる人」は目に見えるかもしれないけれど、肯定してくれる人も同じくらいいる。出会っていないだけ。

 

許可なんかいらないから、勝手にやってみればいい。

 

先生が言ったように目に見えない敵と戦っているのなら、そもそもその敵は幻想かもしれない。そう言っている自分も、”測定できないもの”を意識している。

 

 

 

”測定できないもの”は時代によってある程度「見える化」された。

でも僕らが忘れたくないのは「あなたには関係ない」と強く思うこと。

 

そう思えた瞬間に攻撃している方が圧倒的に悪だ。

 

 

他人の許可なんていらないし、ジェンダーや肌の色が尊重されるのであれば生き方だって尊重されるべきだ。(納税はしような☆)

 

 

とっても理系思考なこの面白い言葉を自分にどう活かせるだろうか。

 

もともと世間体はどうでもいい性格なので、それ以外のなにか。

 

 

先生は進路を決めるときにこの言葉に出会ったらしい。

 

きっとこの先の「選択の壁になるもの」だろう。

 

 

僕たちはいつも”できない理由”を探す。

先生にはそれが世間体だった。

 

僕の場合は時間だ。

 

寝るまも惜しんで自分よりやっている同世代はいくらでもいる。

だから競争するんじゃなくて、彼らから活力をもらう。

 

 

マイナスの理由はだいたい思い込みだ。

 

あの時の先生の言葉が反芻されて、少しずつ自分の体に馴染んでくる。

 

 

やりたくなかったら辞めればいいし、やりたかったらやればいい。

自分で決めれる環境を無理やりつくったから、存分にこの贅沢を堪能していきたいと思う。

 

 

あなたの選択の壁は何でしょうか。

それは測定できるでしょうか。

 

これを常に問いかけていつか「お前らには関係ないだろーーー!」

くらいに思えるような人になれたら強いな。

 

んじゃまた!